- noburinomori
いじめっ子から自分を守る最強のお守り
いじめはいろんな要因が絡み合って起こりますので
これさえあれば大丈夫!という絶対的な対策は
ないと思います。
誰でもいじめられる可能性がある、
ということを前提に考えますと、
子どもを守る最強のお守りは
「自分は自分でOK」と思えること、
ではないでしょうか。
「いじめ」というとインパクトが強くて
親としてはあまり考えたくありませんが、
「これって、いじめの始まり?」と思えるような
嫌がらせや悪口は、よくあります。
そういうときに、
「自分は自分でOK!」というお守りがあれば
子どもは聞き流すことができるかもしれません。
本当は傷ついていても
とりあえずその場では平気なふりをし、
家に帰ってから気持ちを吐き出すことで
乗り越える子もいるでしょう。
「おかーさんに聞いてもらったら大丈夫!」
この一文が、子どもを守る魔法の言葉と
なればいいなと思います。
この言葉が子どもの心に定着するためには、
家が安心できる場でなければなりません。
日頃から
子どもの話を聞く習慣をつけて、
「嫌なことがあった!
→家でおかーさんに聞いてもらう!」
という思考回路を
作ってあげてほしいと思います。
「親にしっかり話を聞いてもらった」経験は、
そのまま「自分は大切な人間なんだ」
の経験になります。
それが、いじめをスルーする
しなやかさを作っていくでしょう。
(もちろん、しなやかな心・強い心ができたからといって、
嫌なことがゼロになることはありません。
嫌なことがあっても、うまくかわしたりして
対応できるようになる心が、現実的に必要です)