先月、京都府内のPTA講演会で「自己肯定感をはぐくむ子育て」についてお話し、ご担当の方からうれしいメールをいただきました。
森様の関西弁のテンポの良いお話、実体験をもとにされた内容、私も楽しく聞かせていただき、あっという間に時間が過ぎてしまいました。 後日お会いしたPTAの方は、「講演で教えていただいた声掛けを自分の子どもに実践したら、いつもはあまり学校のことを話さない思春期の娘が、たくさん話をしてくれました」とおっしゃっていました。 また、参加者のアンケートの中でHSCに関する内容がためになったという回答も多く見られました。 今までは「なんで自分の子はできないのだろう」と思っていたことが、少し不安を取り除く声掛けをするだけで、楽しそうに活動に参加するようになったとのお話も聞きました。 森様の御講演が、参加された方の深い学びとなりました。
直後の感想をいただくことがあっても、このような後日談はなかなかお聞きする機会がないので、こういうメッセージは本当に嬉しいです。
子育ての講演は、子育て本の翻訳の仕事をしていたときに勉強した知識と、自分の子育て経験を織り交ぜてお伝えしています。
講演時間は45~120分までいろいろですが、テーマは「自己肯定感をはぐくむ子育て」で、言葉のかけ方に特化した内容です。
親がよかれと思ってやったり言ったりことが、実は自己肯定感を損なっている場合もあります。
単純にほめれば良いというものではないし(ほめ方によっては逆効果)、甘やかすのはダメでも甘えさせることは大切です。
そして言葉のかけ方だけを知ってもダメでしょと思われるかもしれませんが、そのスキルさえも知らず、感情のまま子育てをしているなら、そのほうが、子どもはもちろん親御さんも辛いのではないでしょうか。
自己肯定感が、子どもの人生の土台であると実感したとき、日々のコミュニケーションでそれをはぐくんでいくことがいかに重要かを感じずにはいられません。
言葉のかけ方のスキルは、怒りに負けそうになったときに頼りになるツールと言えます。
怒りに負けてしまったときも、やはりスキルに頼ってフォローできます。
講演では、わたしがスキルを実践したときの経験談をたくさん盛り込んでいます。
特に、怒りや葛藤の場面については、多くの保護者の方から「森さんもなんですね、安心しました」「共感しました」とのご感想をいただいています。
下の写真は、過去の講演会のものです。
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