兵庫県小野市の「民生児童委員協議会」で「自己肯定感をはぐくむ子育て」の講演をさせていただきました。
参加者は、保護者ではなく民生委員や主任児童委員のみなさんで、100人くらいいらっしゃいました。
子育てが終わった年代の方々でしたが、「児童支援の場で自己肯定感という言葉をよく聞くようになったから、ちゃんと学びたい」というご要望がおありでした。
自己肯定感がなぜ大切なのか、それをはぐくむコミュニケーション方法、さらにはHSC(ひといちばい敏感な子)について、お話させていただきました。
子どものかんしゃくが激しいと、よく「親が甘やかすからだ」とか「親のしつけがなってない」と批判的な声が聞かれます。
いろんなことを言う人はいますが、みなさんは親御さんをサポートする立場の方々だからこそ、まずは温かい目で見てほしい、とお願いしました。
「きっと親御さんは一生懸命子育てしているのだろう、それでも子どもがこんな癇癪を起こしてしまって、親御さん自身、困っているのだろう。もしかしたら、子どもをなだめるために今までいろんな手立てを尽くしてきたのかもしれない。だけどきつく怒れば怒るほどひどくなるばかりで、結局は見守るのがいちばんだということなのかもしれない」のように考えていただければありがたいです、と。
終わってから、
「大人同士にも通じる話」
「自分事として反省した、ありがとう」
「今すぐに自分を変えることはできなくても、知っていると違うと思う」
「不登校の子がものすごく多いです。HSCのことは、知らなかった。知れて良かった!」
今回の内容を、学校との連携や保護者からの相談の際に活用していただければ嬉しいです。
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